2025.04.23

ユーザーの行動と考え方に本気で向き合える環境で、転職成功へ導く


大塚 悠祐
新卒で大手人材会社に入社し、営業・マネジメント・新規事業立ち上げに5年従事。その後、HRTech系の企業にて、営業のマネジメント・事業部の採用責任者として営業・採用業務に従事。2023年4月、WorXにジョイン。転職支援チームのリーダーを務める。

マネジメント経験を活かし、すべての人に活躍機会を創造

私がWorXに入社したのは、「お世話になった人の力になりたい」という気持ちからでした。新卒で入社した大手人材会社での最初の上司が、今のWorX代表です。
2年間同じ部署で一緒に働いた後も、年に2〜4回ほどはプライベートで会い、お互いの考えを共有する関係が続いていました。そしてWorX初の正社員採用時に声をかけてもらい、1人目の正社員として入社しています。

転職サポート業務はWorXに入社してはじめて携わったのですが、もともと「どんな人にも活躍できる場所はある」と考えていました。
チームメンバーの中に成長スピードで悩んでいる人がいたとしても、本人の素質に課題があるのではなく、マネージャーが上手く引っ張り上げられていないだけです。

そうした考えから、前々職でマネジメントを担当していた頃は、他のチームで伸び悩んでいる人に声をかけて、自分のチームに引っ張ってきて育て上げていました。
この経験により「自分にしか救えない人たちがいる」という自負があり、現在の仕事にもつながっています。

面接対策に留まらない、深みのある転職サポートへ


現在の業務内容は、キャリア面談によるユーザー(求職者)の転職サポートと、企業の求人開拓や交渉といった両面営業が中心です。
しかし、入社当初は会社として何も整っていない状況で、何が正解かわからない中で模索してきました。その中で大事だと気づいたのは、ユーザーのスタンスとマインドをサポートすることです。

最初のうちは、面接で企業へ何を伝えるかに重点を置いた指導をしてきました。
どのユーザーに対しても、経験やスキルが企業の評価基準に沿って正しく伝わるように、面接用のトークスクリプトを整理してきたつもりです。

しかし、ユーザーによって選考が順調に進む方と苦戦する方とでわかれてしまいました。
原因を考えていくうちに、表面的な言葉の奥にあるスタンスやマインドの重要性に気づきました。

スタンスやマインドを変えることで、その方の行動も変わっていきます。これは「転職を成功させきる」というWorXのミッションを遂行する中で、気づけた観点です。
数字以上にユーザーのためになるキャリアの実現を重視するWorXでなければ、ここまで深い支援は難しいと考えています。

ユーザーご本人を一番に考えた支援で、ときには厳しいフィードバックも


以前担当したユーザーに、コーチングサービス2社とエージェント10社以上を利用したうえで、WorXに入校した方がいました。
お話を伺うと、「自分を変えたい」という意思はあるものの覚悟を持ちきれていないことにより、転職活動に苦戦しているのだとわかりました。

その原因は、他人軸思考が強いことです。人との比較を気にしたり、他の人の意見に流されてしまったりする傾向が見られました。
フィードバックを繰り返すうちに、ご本人が「これからの人生はこうなりたい」「これができるようになりたい」と思える自分軸が見つかりました。
それによって自分軸を大切にできる企業が明確になり、無事に転職成功を実現しています。

ユーザーには「ご本人のためになることをしたい」とお伝えしていますが、言葉だけでは伝わらないケースがほとんどです。
私たちのことを信用してもらうには、「自分のことを一番に考えてくれる」ということを感情の乗った行動と言葉で示すことが重要です。

ときにはフィードバックで、厳しい伝え方をするときもあります。
しかし、私の個人的な感情を発しているのではありません。転職活動が上手くいってほしいから伝えているという前提を、ユーザーとしっかり共有しています。
さらに過去のユーザー実例もセットでお伝えすることで、初回のキャリア面談からユーザーに言葉が響いている実感があります。

過去の挫折経験から、行動だけでなく考え方も変える重要性を実感


そもそも私がスタンスやマインドを重視するようになった要因には、新卒の頃の挫折経験があります。

求人広告の法人営業として入社し、はじめのうちは順調に成績を残していました。
しかし、お客様への提供価値よりも数字を優先していたうえ、行動量よりも提案内容を着実に契約が取れるようなクオリティに仕上げることを重視していたため、徐々に上手くいかなくなりました。

そうした自分の考え方の問題点を自覚して、「上司に言われたことをすべてやろう」と行動から変えていった結果、徐々に成功体験が積み重なっていって営業成績が上がり、社内ギネスを更新するまでに成長したんです。

その後、社内で唯一新規顧客獲得に特化したチームに異動しました。
以前のような営業成績を残すには行動量が2〜3倍ほど必要でしたが、食らいついていけたのはスタンス・マインドの変化と、それにともなう行動を積み重ねた経験があったからです。

ここまでユーザーに本気で向き合えるのは、WorXだからこそ


WorXの強みは、一般的な人材紹介会社と違って、約半年にわたってユーザーと関わることにあると思います。
だからこそユーザーが意味のある転職決定ができるように、ご本人以上に最良のキャリアは何かを徹底的に考え尽くせる環境です。

会社として経営していく以上は売上も大事ではあるものの、ユーザーも私たちも納得できる転職先を見つけないと意味がありません。
長い転職活動期間の中で、ユーザーが不安になって妥協した転職先を選びそうになることもあります。
また、中長期的なキャリアの発展を考えたときに、最良ではない選択肢を目標にしているケースも見てきました。

そうした場面でも、私たちは転職のプロフェッショナルとしてプライドを持って、ユーザー本人のためになるかを真剣に考えて、違うと思えば率直にお伝えしています。
売上のような数字目標のために妥協することは、一切しません。

こうした考えのもと、多数の転職成功実績を積み重ねてきましたが、まだまだ改善の余地があると思っています。
ベストプラクティスを作り上げるために必要なことは何でも試していきたいので、アイデアがあればどんどん伝えてほしいです。

また、WorXではリスキリングを実施しているからこそ、企業の採用担当者から見たときに他の求職者よりも際立って秀でている状態まで、ユーザーを育て上げないといけないと思っています。
たとえば未経験から営業に転職するケースであっても、入社後にいきなり即戦力として好調なスタートを切れることが理想です。
この目標に向けてカリキュラムをさらにブラッシュアップすることで、ユーザーにとっても企業にとっても価値があるサービスに成長できると信じています。

WorXでは、ただの転職支援ではなく、その方の人生を変える仕事ができます。
「人のためになる仕事に本気で取り組みたい」と考えている方は、ぜひ一緒に働きましょう。