- 市場価値
- 業界特化のスキル・実績が中心で、キャリアの広がりに限界
- 年収
- 安定していたが、伸びしろは限られていた
- 働き方
- 残業は少なく、ワークライフバランスを取りやすい環境
- 市場価値
- 4社から内定を獲得し、業界を横断して役立つビジネススキルを磨ける環境に転職
- 年収
- 入社時点で約70万円アップし、今後もさらに伸びる見込み
- 働き方
- 残業は増えたが、学びが多く日々成長を実感できる
――これまでの経歴を教えてください。
工業高校を卒業し、自動車メーカーで製造スタッフとして働きました。毎日同じ作業を繰り返すうちに、もっと創意工夫ができる仕事がしてみたいと感じて、1年で転職を決意したんです。
2社目は、学生時代に趣味で映画制作をしていた経験を活かせる、映像制作会社です。ディレクターとして撮影や編集、文章執筆などを3年半担当しました。3社目は、故人の人生を振り返るコンテンツを提供する葬儀会社で、葬祭ディレクターとして2年ほど働きました。
「収入のための仕事」から「お客様のための仕事へ」

――これまでどんな軸で転職先を選んでいたのでしょうか?
「早く自立したい、生活を安定させたい」という気持ちが大きかったですね。どんな仕事がしたいか決まっていない状態で、社会人をスタートしました。
なので、業務でつらいことがあると、精神的にしんどくなることが多かったです。メーカーの仕事は毎日同じ作業の繰り返しで気が重かったですし、映像制作会社では早朝や深夜にロケが入って不規則な生活がつづいていました。「自分がやりたいことって何だろう」ってずっと模索していて、2社目からは趣味の映像制作や文章執筆が活かせる仕事をしてきましたね。
――これまでのキャリアで、とくにやりがいを感じた仕事を教えてください。
葬祭ディレクターの仕事では、顧客満足度アンケートで1位をいただいたんです。直接感謝の言葉をいただくことも多かったですし、自分の仕事がこんなにいろんな人に貢献できるんだとわかって嬉しかったですね。そのときにはじめて「仕事で成果を出したい、もっと成長したい」と思えるようになりました。
20代後半で最大限成長するために、転職を決意
――今回転職を考えたきっかけは何でしょうか?
葬祭ディレクターとして実績を出せて、自信を持てたからです。30代以降のキャリアを考えるようになって、20代のうちにもっと自分の可能性を広げたいと思うようになりました。葬儀業界では成長できる伸びしろが限られていると感じていたので、転職するなら他の業界がいいと思っていました。
――これまでのキャリアでは、どんな方法で転職活動をしていましたか?
映像制作会社と葬儀会社への転職は、求人サイトを使って自力でやっていました。履歴書や職務経歴書だけでなく、ポートフォリオも自分なりに作っていましたね。気になる会社があれば、求人を募集していなくても直接書類を送っていました。
ただ、今回は自力で進めるのではなく、スキルアップしてから転職したいと考えていました。
――転職前にスキルアップしたいと思った理由を教えてください。
当時25歳だったのですが、20代のうちにキャリアを変えるラストチャンスだと思っていたので、失敗したくなかったんです。
それに、大学で学んでいた同年代と比べると、高卒の自分はビジネススキルが足りてないんじゃないかと不安でした。でも勉強方法も、何を学んだらいいのかもわからなかったです。
WorXのカウンセリングで現実を知って、転職の道筋が明確に

――転職を考えた当初、目指していた業界・職種はありますか?
コンサルタントに漠然と憧れていました。葬祭ディレクターの仕事でお客様のニーズを汲み取って形にするのが楽しかったので、顧客の課題解決に関われて、さらに成長できる仕事を考えたときに思い浮かんだのがコンサルタントだったんです。
コンサルタントについて詳しく知りたくて「未経験 コンサル」で検索して知ったのが、WorXでした。
――WorXのカウンセリングを受けてみていかがでしたか?
親身に話を聞いてくれたうえで、「今すぐにコンサルタントになるのはハードルが高い」と正直に伝えてくれたのが好印象でした。コンサルタントを目指すためのキャリアプランを具体的に教えてもらえたうえで「難しい道だけど、可能性を伸ばせばもしかしたら叶うかも」と背中を押してくれたのも嬉しかったです。
ここなら、自分の可能性が広がる転職ができるかもと思って、入校を決めました。
マンツーマンのサポートで万全に準備し、4社の内定を獲得
――WorXの学習カリキュラムはいかがでしたか?
週1回コーチとマンツーマンでやる営業ロープレが良かったです。独学で学べるようなノウハウだけじゃなく、間が怖くて話しつづけてしまう癖を指摘してもらえたり、「コンサルティング営業を目指すなら、こういう伝え方をしたらいいよ」とフィードバックしてもらえたりすることもありました。そのおかげで最終試験では高得点を出せて、コーチからすごく褒めてもらえましたね。
――実際の転職活動はどうでしたか?
1ヶ月半ほど転職活動をして、4社の最終面接に進めたのですが、4社とも内定が出たうえ、オファー面談の機会もいただけました。これで3回目の転職活動でしたが、複数社から内定をいただけたのも、オファー面談の場を設けてもらえたのも今回がはじめてです。準備できることはすべてやりきったので、自信をもって臨めたおかげだと思っています。
――転職成功にとくに役立ったサポート内容を教えてください。
キャリア面談でコーチと一緒に実績を振り返えったことです。葬祭ディレクターの仕事で定量的な実績を作れました。でも、事実を伝えるだけでは不十分だとキャリア面談でコーチに教わったんです。
各企業の採用担当に「入社後も同じような活躍をしてもらえそうだ」と期待してもらえる伝え方をコーチと考えられたからこそ、4社もの企業から内定をいただけたのだと思っています。
お客様のために夢中になれる仕事に就けて、年収アップも実現

――転職後の仕事について教えてください。
採用代行サービス(RPO)でコンサルタントとして、求職者にクライアントの魅力を伝えるサポートをしています。採用方針や募集方法を考えるだけでなく、採用面接を代行したり、会社説明会の資料作成をしたりなど、いろんな角度から採用を支援する仕事です。
――年収や待遇はどのくらい変わりましたか?
まだ1年目ですが、年収は前職から70万円くらい上がる予定です。残業は前職よりも増えていますが、これまで1年間かけてやってきたような業務量を1週間で進めるので、毎日成長できている実感があります。
――他社からも内定が出た中で、現職を選んだ決め手を教えてください。
オファー面談でお話する中で、一番自分の可能性を広げられそうな環境だと思って選びました。実際に入社してみると、先輩たちもみんな仕事が好きで、お客様のために夢中になって取り組んでいます。前職では自分と同じくらい仕事に真剣に向きあう人がいなかったので、今は高めあいながら働けるのがすごく嬉しいです。
入社直後は挫折するも、半年後にMVP候補になるほど急成長
――WorXでの学びは、入社後どのくらい活きましたか?
それが、ぜんぜん通用しなかったんです(笑)。研修で教わった内容もなかなか理解できなくて、正直挫けそうになりました。でも、WorXの最終試験であんなに褒めてもらえたし、4社から内定を貰えたんだから大丈夫だろうと思っていたんです。その結果、入社半年でMVPにノミネートされるくらいに成長できました。
――挫けそうになる中で、仕事を身につけるためにどんな工夫をしたのでしょうか?
WorX受講中にコーチが面談のために丁寧に準備してきてくれたことを思い出したんです。あんなふうに顧客理解のためにもっと時間も手間も掛けようと気持ちを入れ替えたら、クライアントから喜んでもらえることが増えました。
あとは、WorXのコーチに連絡して、悩みを聞いてもらいました。卒業後なのに親身に相談に乗ってもらえて、すごく嬉しかったですね。
――いま振り返ってみて、WorXを利用してよかったと思いますか?
利用してよかったです! 親身に関わってくれるコーチの方々がいたおかげで、これまで未熟だった部分や知識不足を補えて、実力をつけた状態で入社できました。もしかしたら入社するだけなら自力でもできたかもしれないですが、こんなに早期で活躍できてなかったと思います。
――貴重なお話、ありがとうございました!
