Job Dictionary キャリアアドバイザー|仕事と人生に寄り添うパートナー

キャリアアドバイザーは、人のキャリアに深く寄り添う仕事です。転職成功を実現することで、個人と企業の成長を支えるやりがいを味わえます。

一方で、こんな壁を感じていませんか?

  • 「キャリアアドバイザーって響きは良いけど、結局は『営業』でしょ?ノルマが厳しいんじゃ…」
  • 「私の経歴じゃ、専門的なアドバイスなんて無理かな…」

じつはこうした不安は「誤解」です。キャリアアドバイザーで必要なスキルは、一般的な営業職はもちろん、事務職やサービス業などで「誰かの役に立ちたい」と思って仕事をした経験があれば、すでに身についているかもしれません。

この記事では、キャリアアドバイザー未経験者向けに、仕事内容や年収、働き方、求められる適性、将来性といった気になる情報を網羅的に解説します。未経験からキャリアアドバイザーに転職するための具体的なロードマップも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

Index

キャリアアドバイザーの仕事内容

まずは、「キャリアアドバイザー」とはどんな仕事かを理解していきましょう。

キャリアアドバイザーってどんな仕事?

キャリアアドバイザーを一言で表すなら、転職を考える求職者にパートナーとして寄り添って、キャリアの成功を二人三脚で実現する仕事です。

転職理由や価値観を深くヒアリングし、最適な求人を提案。書類添削や面接対策を通じて、転職活動の全プロセスに伴走します。

キャリアアドバイザーで知っておきたい用語3選
求職者転職を希望し、転職エージェントに登録した個人のこと。キャリアアドバイザーが主にサポートする対象です。
両面型と片面型キャリアアドバイザーの働き方。求職者と企業の両方を一人の担当者が受け持つのが「両面型」。求職者担当(CA)と企業担当(RA)で分業するのが「片面型」です。
成功報酬人材紹介のビジネスモデル。紹介した求職者の採用が決定した場合に、採用企業からエージェントへ支払われる手数料のことで、これが会社の売上となります。

キャリアアドバイザーによくある”3つの誤解”

キャリアアドバイザーは「人の役に立つ仕事」というイメージがある一方、「営業だからノルマがキツそう」という印象を持たれることもあります。ここではよくある誤解を解き、リアルな姿に迫ります。

誤解①:結局は、ノルマに追われる「営業」でしょ?

→ 企業の売上に貢献する役割ですが、「売ること」より「求職者のキャリア実現」がミッションです。

キャリアアドバイザーの実績は、内定数や入社数といった客観的な数値で測られるのが一般的です。しかし、ただ求人を紹介するだけでなく、求職者自身の自己理解を深め、主体的なキャリア選択ができるよう寄り添うパートナーとしての役割も担います。そのため、定量だけでなく定性的な成果も重視できる仕事です。

誤解②:人の人生を左右するなんて、責任が重圧でキツそう…

→ 責任は大きいですが、それ以上に「ありがとう」の言葉が大きなやりがいになります。

キャリアアドバイザーの仕事は、求職者本人や家族の生活・人生設計に大きな影響を及ぼします。人によっては責任の重さを精神的負担に感じることもありますが、そのぶん得られるやりがいも非常に大きい仕事です。

誤解③:専門知識や資格がないと、活躍できない?

→ 専門知識の量よりも「目の前の求職者を深く知ろうとする姿勢」が何より重要です。

キャリアアドバイザーは、国家資格「キャリアコンサルタント」がなくても名乗れる職務上の肩書きで、資格を持たずにキャリア相談業務を行う人も数多くいます。

キャリア相談にあたって、幅広い業界・職種の専門知識があるに越したことはありません。一方で、面談で求職者の悩みの原因を明確にすることが、適切な転職支援の第一歩です。悩みを引き出すコミュニケーションスキルがあれば、知識は後から追いつきます。

人材紹介ビジネスでの役割は?

キャリアアドバイザーは、企業の採用活動を支援する人材紹介ビジネスの根幹を担う存在です。

多くの企業では、求職者を担当するキャリアアドバイザー(CA)と、採用企業を担当するリクルーティングアドバイザー(RA)がチームを組んで、双方の成功を目指します。

職種役割
キャリアアドバイザー(CA)求職者のキャリアカウンセリング、求人紹介、選考対策を行い、転職成功までを支援する。
リクルーティングアドバイザー(RA)企業の採用課題をヒアリングし、求める人材像を定義。最適な求職者を紹介し、採用成功までを支援する。
両面型コンサルタントCAとRAの役割を一人で担い、求職者と企業の両方を担当する。

キャリアアドバイザーの1日(経験1〜2年目のスケジュール例)

経験1〜2年目のキャリアアドバイザー(片面型)のスケジュールを例に、具体的な仕事のイメージを掴んでみましょう。

時間帯業務内容活用するスキル
9:00-10:00始業・タスク確認
メールの確認・返信、担当求職者の進捗チェック、1日のタスクの優先順位付け。
情報処理能力、マルチタスク遂行能力
10:00-12:00求職者とのオンライン面談
担当求職者とのキャリアカウンセリングを実施。転職理由や希望をヒアリングし、求人を提案する
ヒアリング力、課題解決能力
12:00-13:00お昼休憩
13:00-15:00書類添削・企業推薦
求職者の職務経歴書を添削し、強みを引き出す。企業向けに推薦状を作成し、応募手続きを行う。
資料作成スキル、言語化能力
15:00-17:00チーム連携
チームミーティングで成功事例を共有。企業担当のRAと求職者の情報を連携し、選考のポイントなどを確認する。
コミュニケーション能力、調整力
17:00-19:00面接対策・夜間面談
面接を控える求職者と模擬面接を実施。日中働いている求職者の都合に合わせ、夜間に面談を行うこともある。
傾聴力、フィードバック能力

キャリアアドバイザーの働き方とキャリア

キャリアアドバイザーに転職した後のリアルな生活を想像するための情報を紹介します。

【データで見る】年収・働き方のリアル

項目数値備考
年収相場未経験・エントリー:
300万円~450万円

メンバークラス(経験者):
400万円~700万円

マネージャー・リーダー:
700万円~
成果がインセンティブとして反映される企業も多く、トップパフォーマーは年収1,000万円以上を稼ぐことも珍しくありません。
リモートワーク導入率ハイブリッド勤務が主流PCとネット環境があれば完結できる業務も多いですが、対面での面談を重視する企業もあります。
平均残業時間月20~40時間(目安)求職者の都合に合わせた夜間対応もあるため、日によって変動します。
平均年齢平均30歳前後(目安)20代〜30代の若手を中心に活躍しています。
男女比率女性の割合が高めコミュニケーション能力や共感力が重視される傾向にあり、性別を問わず活躍しやすい職種です。

どこで働く?事業内容と企業規模による違い

どんな企業で働くかによって、働き方やキャリアは大きく変わります。

事業内容による違い

  • 人材紹介会社:最も一般的な活躍の場です。スピードと成果が重視される環境で成長できます。
  • 事業会社の人事部:社員のキャリア開発支援や面談を担当します。多くは経験を積んだ有資格者が求められるポジションです。
  • 公的機関・教育機関:ハローワークや大学のキャリアセンターなどで、公共的な視点から就労支援を行います。国家資格が要求されることがほとんどです。

企業規模による環境の違い

🏢大手・メガベンチャー企業👥スタートアップ・ベンチャー企業
研修体系的な研修制度が充実しており、未経験から学べる。整った研修は少なく、実践(OJT)の中で自ら学ぶ姿勢が不可欠。
役割求職者担当と企業担当が分かれている「片面型」が多い。求職者と企業の両方を担当する「両面型」が多く、裁量が大きい。
キャリア階層に基づいた明確なキャリアパスが用意されている。仕組み作りから関われる可能性がある。

キャリアアドバイザーの未経験者採用で、担当者が見ているポイント

企業が未経験者を採用するとき、必ずしも「入社後すぐに完璧に動けるスキル」だけを見ているわけではありません。

採用担当者は、履歴書や面接で「これまでの仕事で、どのように考え、行動してきたか」といったビジネスの基礎体力を見ています。

あなたが今の仕事で当たり前にやっていることの中に、キャリアアドバイザーとして輝く「武器」は必ず隠されています。

キャリアアドバイザーの適性をチェック!

まずは自分に合うか自己診断してみましょう!

当てはまるものが1つでもあれば、キャリアアドバイザーに向いているかもしれません。

  • 自分の売上より、まず「相手が喜ぶこと」を考えたいタイプですか?
  • 人の話を聞き、その人が本当に求めているものを探るのが好きですか?
  • 難しいパズルを解くように、問題の解決策を考えることにワクワクしますか?
  • 「ありがとう」と言われることに、やりがいを感じますか?
  • 人から言われるのを待つより、自分で計画を立てて動くのが好きですか?

武器になる経験①:相手に寄り添い、成功を一緒に喜んだ経験

たとえば⋯⋯

  • お客様の話をじっくり聞き、本当に求めているものを探った経験
  • 後輩が一人で業務を完遂できるように根気強くサポートし、「できました!」という報告を自分のことのように喜んだ経験
  • 顧客の人生の重要なイベントに寄り添った経験

仕事で相手に寄り添うためには、優しい性格だけではなく、伴走力というスキルが必要です。伴走力があることで、目標を理解して、達成するまで諦めずに並走できます。

求職者の言葉の裏にある本音や課題を丁寧に引き出し、長期的な信頼関係を築くスキルは、キャリアアドバイザーの重要な適性の一つです。

武器になる経験②:チームがうまく回るように、先回りして動いた経験

たとえば⋯⋯

  • 誰が見ても分かるように、情報を整理して共有した経験
  • 書類作成の正確さや、スケジュール調整を工夫した経験
  • 複数のタスクを管理する能力を活かして、チームをサポートした経験

気遣いのできる性格というだけでなく、課題解決力が身についている証拠です。求職者や採用企業の潜在的な課題を予測して、解決方法を提案できます。常に先を読んで丁寧な仕事をすることで、チーム全体の成果を大きく左右します。

武器になる経験③:「もっとこうしたら良くなるのに」と考え、行動した経験

たとえば⋯⋯

  • 売上などの目標に対し、自分なりにアプローチ方法を考え、試した経験
  • 自身の転職活動で悩み、どうすれば成功するか本気で考え抜いた経験
  • 「商品を売った」だけでなく、「顧客の課題をヒアリングし、解決策として商品を提案した」経験

単なるアイデアで終わらせずに行動した経験があれば、現状に満足せず改善する「変革力」が備わっています。自分ならどうするかを考えて行動できる力は、キャリアの市場価値を大きく高める武器となります。

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キャリアアドバイザーになった後の未来をチェック!

キャリアアドバイザーは、顧客の事業成長を支援する経験を通して、キャリアの市場価値を高められる仕事です。

身につくスキルタグ

キャリアアドバイザーの仕事を通して、身につく代表的なスキルを紹介します。

カテゴリスキルタグ
専門・実行スキル#人材業界の知識
#面接対策スキル
#KPI管理
#転職市場の理解
ポータブルスキル#課題解決能力
#マルチタスク遂行能力
#傾聴力・ヒアリング能力
#交渉力
キャリアチェンジに繋がるスキル#顧客インサイト分析
#採用コンサルティング
#タレントマネジメント

キャリアパス

現場で数年間経験を積んだ先には、あなたの興味や適性に合わせた多彩なキャリアの選択肢が広がっています。

キャリアの方向性職種・ポジション役割
現場のプロとして専門性を高めるマネージャーメンバーの育成やチーム全体の目標管理など、「人を動かして」より大きな成果を出すことがミッションです。
業界特化型のキャリアアドバイザーIT、医療、ハイクラスなど、特定領域の専門家として、誰よりも難しい転職支援を成功に導きます。
経験を活かしてキャリアチェンジ事業会社の人事(採用・育成)現場で培った知見を活かし、自社の採用力強化や社員のキャリア開発に貢献します。
独立・起業フリーランスのキャリアコンサルタントとして活動したり、人材紹介事業を立ち上げたりすることも夢ではありません

AIに仕事は奪われる?

AIの発展により、キャリアアドバイザーはAIを強力なツールとして共存していく未来が予測されています。

単純なマッチングやデータ分析はAIに任せ、人間にしかできない共感や複雑な問題解決、深い信頼関係の構築といった領域の価値は、より一層高まるでしょう。

キャリアアドバイザーに必要な傾聴力やカウンセリング能力といったヒューマンスキルは、将来にわたって最も価値のある資産であり続けます。

【完全ロードマップ】未経験から「なれる」に変わる、3つのステップ

「キャリアアドバイザーに転職したい!」という気持ちを現実に変えるための、具体的なロードマップをご紹介します。

Step1:土台となる知識と考え方を身につける

まずは、キャリアアドバイザーとして働く上で基本となる知識をインプットしましょう。

  • 業界の動向を学ぶ:専門メディアや企業が主催する無料のウェビナー(オンラインセミナー)に参加し、最新のトレンドや実践的な知識を得るのがおすすめです。
  • 資格は必要?:必須ではありませんが、体系的に学びたいなら、国家資格「キャリアコンサルタント」の学習は、支援の質そのものを向上させる上で有益です。資格取得は、公的機関や教育機関へのキャリアパスを拓く可能性もあります。

Step2:「武器」を言語化し、伝える準備をする

これまでの経験を棚卸しし、「なぜその経験がキャリアアドバイザーで活かせるのか」を自分の言葉で説明できるように準備しましょう。これが、未経験からの転職活動で最も重要なプロセスです。

経験は、「傾聴→理解→提案→成果」といったキャリアアドバイザーの業務の流れに沿って整理しましょう。たとえば法人営業であれば、「顧客の課題をヒアリングし、解決策として商品を提案し、顧客満足度を向上させた」という形になります。

Step3:自分の価値を伝え、内定を勝ち取る

準備が整ったら、いよいよ実践です。職務経歴書や面接では、整理したエピソードに「この学びを、入社後、貴社でこのように活かして貢献したいです」という未来の視点を添えるのが、採用担当者の心に響く最大のポイントです。準備してきたあなたなら、きっと自信を持ってアピールできるはずです。

【でも…】このロードマップ、一人で走りきれますか?

  • 「自分の本当の強みって、どうやって見つければいいの?」
  • 「未経験でも通用する職務経歴書の書き方が分からない…」
  • 「面接で何を、どう伝えれば評価されるんだろう…」

未経験からの挑戦では、このような壁にぶつかるのが当たり前です。でも、ご安心ください。そのためのプロフェッショナルがいます。

リスキリング転職サービス 「WorX(ワークス)」 では、この転職ロードマップの全てを、専門のカウンセラーと現役で活躍するメンターが徹底的にサポートします。

  • 転職成功後のスタートダッシュまで見据えた、実践的なカリキュラム
  • あなたの強みを見つけ出し、言語化するプロのキャリアカウンセリング
  • 採用担当者に響く、職務経歴書の添削と模擬面接

WorXの最大の特徴は、学びながら本当に自分が目指したい職種を決められること。「キャリアアドバイザーについて学んでみたけど、向いていないかも…」と後悔するリスクを防ぎます。

料金のお支払いは転職成功した後です。「せっかく高いお金を払っても無駄になったらどうしよう」という不安なく取り組めるので、転職活動に集中できますよ。

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WorX編集部記事を書いた人

これまで多くの受講生の転職成功をサポートしてきたWorXが、独自のノウハウをもとに未経験転職に役立つ情報を発信しています。

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