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――これまでの経歴を教えてください。
大学卒業と同時に新卒で営業会社に入社しましたが、大きなミスマッチを感じて早期離職。非正規の塾講師として働きながら、転職活動をはじめました。
社会人1年目でぶつかった就職ミスマッチの壁
――現在までのキャリアを教えてください。
最初の会社には営業として入社したのですが、顧客への価値提供よりも個人の数字を重視する方針に共感しきれず、1ヶ月半ほどで退職しました。もちろん営業の仕事は実績を上げ、目標を達成することですが、私が大切にしたかったのは個々の成績以前に、どんな価値をお客様に提供できるかの部分。もっと顧客に寄り添い、信頼関係を築き上げていく仕事がしたいと思っていました。
早々に離職した後は、塾講師を2年ほどしていましたが、非正規雇用だったこともあり、今の自分を変えるには何かが必要だとずっと感じていました。そんな時、SNS広告で見つけたのがWorXでのリスキリングでした。
――WorXと出会って、どんな変化がありましたか?
私には夢があって、将来の起業を漠然と考えています。最高のチームを作り上げて、最高のサービスを生み出して人生を終えたいと思っているんです(笑)。ただ、以前のままの自分では、夢に近づけないと思っていました。WorXを通じてスキルを高め、今の仕事に就けたことで、夢に少しは近づけたんじゃないかなと感じています。
転職には不安もありましたが、WorXのみなさんが何度も面談をしてくださったおかげで、自分を変え、夢に近づくための一歩を踏み出せました。自分一人では解決できない悩みや課題を抱えていた中で、WorXの支援や学習内容が新しいキャリアを築いていく大きなきっかけになったことは間違いありません。
EC・通販ビジネスにDXをもたらすシステム
――現在の仕事について教えてください。
EC・通販業界に特化した基幹システムを開発・販売する会社です。導入企業には食品メーカーや化粧品メーカーが多く、自社のオンラインショップを運営していたり、Amazon・楽天といった大手ECサイトに出店していたりする企業です。
EC・通販ビジネスは、注文の受付から商品の出荷までに、実に多くの工程が必要で、関連部門での情報のスムーズな受け渡しと管理が非常に重要です。注文を受けてすぐに商品の在庫を確認し、納期をお客様に案内します。在庫が少なくなったタイミングで、製造部門に発注したり、仕入れ先にオーダーしたりもしなければいけません。また、注文通りに商品が発送されるよう部門間の連携が大切で、発送後も顧客データの管理が必要です。
こうした一連の業務やデータをすべて一元管理して、シームレスな業務フローを構築するのが、当社の基幹システムです。私が所属するカスタマーサクセス部では、新規にシステムを導入するクライアント向けに、要件定義や各種の問い合わせに対応しています。
――具体的にカスタマーサクセスとは、どんな仕事ですか?
業務の範囲が広くて、なかなか一口には説明できないのですが、システムの導入検討から立ち上げ、導入後の運用までをサポートしていく仕事です。当社の基幹システムには豊富な機能が実装されていて、幅広い業態に対応できるようパッケージ化されています。ですが、標準の機能だけでは、顧客企業の業務に対応できない部分があったり、個別のニーズに応える機能を新たに追加したりする必要があります。
カスタマーサクセスは、新規で導入を検討中のクライアント先に出向いて、システムをどう使いたいのか、どんなことを実現したいのかを一つひとつ伺います。その内容が標準機能で実現できるのか、それともシステムのカスタマイズが必要なのかを見極め、開発部門と連携してお客様の希望に沿う形でシステムを導入していきます。
――基幹システムの導入はクライアントにどのようなメリットがあるのでしょうか?
現在のEC・通販ビジネスでは、一つの販売チャネルだけでなく、複数のチャネルを併用して売上を上げています。自社で運営するオフィシャルオンラインショップもあれば、大手のECサイトに出店もしていて、受注から商品発送、さらには顧客データの管理までが非常に煩雑化しています。
こうした複数チャネルでのデータをすべてまとめて管理できるのが基幹システムのメリットです。また、当社ではクライアントが従来使っていたシステムからの移行をスムーズに行えるよう、細かな要望にもしっかりと応えています。加えて、実際にシステムを導入した後も、運用がきちんとできるよう使い方を指導する他、新規の機能追加のニーズにも応え、使い勝手のよいシステムへと育てていくことも可能です。
私たちカスタマーサクセスが窓口となり、長期的な支援・サポートを通じて、クライアントビジネスの成長をお手伝いしていく点も、他にはない当社の強みだと思います。

顧客に寄り添う仕事に、大きなやりがいを感じる
――カスタマーサクセスの仕事で感じるやりがいは、どのようなところでしょうか?
日々お客様と接する中で、お客様の事業の成長に貢献できる部分がやりがいです。いろんな課題や困りごとに対処できたり、自分が介在することで何かしらの価値を提供できたりすると、この仕事をやっていてよかったなと思えて、信頼されている実感が得られます。
1人のカスタマーサクセスが担当するクライアントは、それほど多くはありません。私の場合、現在は2社を担当しています。その分、より密にサポートできる点が強みです。システム導入の支援では、20回以上もレクチャーの場を設けて、複合機などのOA機器と連携できるよう設定を変えたり、納品書や帳票などをシステムから出力できるようにしたりと、細かな部分までしっかりと対応していきます。
クライアントが欲しい機能を追加開発するケースもありますが、できるだけコストをかけずに、標準の機能や仕様の範囲内で対応する方法をいろいろと調べて、実機で検証もしてお客様に案内するなど、工夫する部分も多くあります。こうした対応を心掛けていると、お客様にも非常に喜んでいただけるので、大きなやりがいを感じています。
――反対に、仕事で難しさを感じるのはどのような部分ですか?
当社のシステムは非常に機能が豊富で、工夫次第でいろいろな使い方に応用できる点が特徴です。またカスタマーサクセスがカバーする業務範囲が非常に広いので、決まったやり方がない点は大変な部分だと思います。マニュアル通りに対応するのではなく、ケースバイケースでその時に必要な対処方法を考えたり、調べたりしていく必要があります。
言い方を変えれば、属人的な業務が多いのが短所です。今後は、ある程度の業務フローを確立して、マニュアル化できる部分はマニュアル化していくことで、よりスムーズなサービス提供が可能になると思います。ゆくゆくは、そういった部分にも手をつけていきたいですね。
社会人になっても、学ぶ習慣を忘れない
――働き方や生活の面では、転職して何か変化はありましたか?
以前の塾講師は非正規の仕事だったので、週5日間、毎日8時間働くこと自体が大きな変化だったかもしれません。それにはすぐに慣れましたが、今の会社で珍しいと思うのが、朝活の時間が設けられている点です。
始業時間は9:30ですが、8:00からの1.5時間は自由に使っていいとされています。あくまでも自主的に取り組むのですが、早く出社した人には朝食の補助があって、読書の時間に充てるなどして、自己研鑽に使っている人が多くいます。私の場合は、職場内に海外出身の人が多いので、英語を教えてもらっています。個人としてのスキルアップを図り、いずれはその知識や経験を会社に還元できればいいと思っています。
――学習習慣を持ち続けることは、とてもいいことですね。
WorXを通じてたくさんのロープレを経験したり、ビジネススキル・マナーをイチから学んだりしましたが、学ぶ習慣を身に付けられたことは非常に大きかったと思います。将来の自分の夢の実現のためにも、学習習慣をこれからもずっと持ち続けていきたいです。

背伸びをしない等身大の自分を評価してもらう大切さ
――転職活動中は、どのようなことを意識していましたか?
無理にできないこともできるように振舞ったり、取り繕ったりすることなく、素のままの自分が相手に伝わるよう意識していました。最初の会社を早期離職していたり、高校を中退していたりと、あまり印象が良くない事実も隠さずに、ありのままを面接で話せたのが、最終的に良い結果につながったと思います。
ネガティブな要素を隠すのではなく、自分の強みなどをポジティブに伝えた方が、相手も好印象を持ってくれるはずです。むしろ、いろいろな苦労や経験をしている人材の方が好まれるケースもあり、いつでもポジティブであるよう意識していました。
WorXのみなさんにもさまざまなアドバイスをしてもらって、時には悩み事や相談事も聞いていただけて、自分一人では解決できないことも乗り越えられました。私と同じように、これから転職を考えているみなさんは、ぜひたくさんの人に相談してください。人に話すことで解決策が見つかることはきっと多いと思います。
――今後については、どのような展望をお持ちですか?
まずは今の会社でプロジェクトマネージャーを目指して、人の面倒をみられるようになりたいと考えています。さらにその先では、事業の責任者になって、会社経営も経験したいですね。まずは小さな目標からクリアしていき、ゆくゆくは起業へとステップアップしていきたいと思います。いいチームを作って、価値あるサービスを提供していく。そんな未来を頭の中で描いています。
――最後に、これからWorXを受講するみなさんへのメッセージをお願いします。
常にポジティブでありたいと思っていますが、当然ながら転職活動中は不安を感じます。いろいろと迷ったり悩んだりすると思いますが、自分が一度決めたことは、ぜひ最後までやり通してください。WorXでの学びは、必ず将来に役立ちます。
不安があってもチャレンジした経験そのものが、いつかきっと自分の人生を豊かなものにしてくれると信じて、自分で決めた道を進んでいってください。私も微力ながら、WorXを受講するみなさんのお手伝いができればと思います。
――本日はお時間をいただき、ありがとうございました。