Case Study スキルも収入も働き方も、将来を見据えて選び直せた。リスキリングで選択肢を切り拓いて、納得のキャリアへ。
Before
市場価値
資格が活かせる領域が、医療・サービス業などに限られる
年収
年収300万円未満
働き方
フル出社(現場対応が必須)
After
市場価値
医療・金融・物流など、さまざまな社会インフラを支えるスキルが身につく
年収
年収300万台後半
働き方
研修後はリモート勤務の可能性あり

――これまでの経歴を教えてください。

新卒でドラッグストアチェーンに入社して、調剤事務として4年半ほど働きました。市販薬だけじゃなく処方箋も扱っていたので、患者さんの薬についての質問に答えたり、レセプト業務を担当したりすることもありましたね。

金銭事情と折りあいをつけつつ、憧れの医療業界に

――新卒でドラッグストアに入社した理由を教えてください。

母が看護師なんです。小さい頃に職場に連れていってもらったときから、ずっと医療に携わる仕事に憧れていました。高校も医療系の学科がある学校を選びました。

ただ、高校生の頃は作業療法士になりたいと思っていたんです。

――作業療法士の道に進まなかったのはなぜでしょうか?

専門学校の作業療法士課程は最低3年かかるんです。でも、うちは三つ子で、親にこれ以上金銭的な負担をかけづらくて……調剤薬局でも、ドラッグストアでも活かせる登録販売者なら2年で資格が取れるので、自分なりに折りあいをつけました。

インフラとしての使命を感じるも、働き方も収入も不安だった

――実際に調剤事務として働いてみて、いかがでしたか?

入社したのはコロナ禍の真っ只中で、飛沫防止の仕切りやフェイスシールド越しに接客しました。体調不良で困っている患者さんを支えているんだという使命感はありましたね。でも、毎日出社しながら「私もリモートワークだったらいいのにな」と思っていました。

――大変な状況にもかかわらず、なぜ4年半つづけてきたのでしょうか?

患者さんから「ありがとう」と言ってもらえるのが嬉しかったんです。もっと患者さんの役に立ちたくて、薬や医療制度でわからないことがあれば、頑張って覚えました。毎日の仕事を通して自分が成長しているのがわかると素直に嬉しかったし、「また頑張ろう」と思いましたね。

――仕事にやりがいを感じる中で、転職を考えたきっかけを教えてください。

仕事は大変なのに、収入が少ないままだったんです。当時はボーナスを入れても年収300万円未満でした。

あとは、親の定年退職が近くなってきたのも大きいですね。金銭面で苦労をかけてきたのに恩返しができていないですし、将来の介護のことを考えると⋯⋯このままじゃ時間もお金も足りないなと焦るようになってきました。

未経験転職の厳しさを知り、リスキリングに興味を持つように

――当初はどんな仕事に転職しようと考えていたのでしょうか?

当時、趣味で株の勉強をしていました。自分なりに分析して、予想通りの結果になるのが楽しかったんです。株の分析みたいなことができる仕事って何だろうと調べたところ、Webマーケティングが近いかもしれないと思いました。

――転職に向けて、最初に取り組んだことを教えてください。

転職エージェントに相談しました。でも、Webマーケティングに興味があると伝えたら、「初心者には難しい」と言われました。かわりに事務や施工管理、携帯販売の求人を紹介されたんですが、どれもしっくりこなかったんです。

――WorXを知ったきっかけを教えてください。

「いまの経歴で転職するのは難しいのかも」と悩みながら転職について調べていたときに、たまたま知りました。未経験転職に強いサービスだし、転職活動だけじゃなく、スキルアップのための勉強もサポートしてくれるところが気になりました。

WorXのカウンセリングをきっかけに、適職と出会う

――WorXのカウンセリングはいかがでしたか?

私が希望している勤務地だと、Webマーケティングで未経験向けの求人は相当限られていると言われました。ただ、エンジニアであれば求人数が多いので、無料のプログラミング学習サイトを試しながら、一度考えてみてほしいと言われたんです。

――希望とは異なる職種を提案されて、どう感じたのでしょうか?

不思議と違和感はなかったんですが、「私にエンジニアなんてできるのかな」と不安になりました。でも、カウンセリングが終わった後に学習サイトでプログラミングをしてみると、想像以上に楽しかったんです。

それに、リモートワークのチャンスが多い仕事だと知って、将来親の介護が必要になっても両立しやすそうで良いかもと思いましたね。

――Webマーケティングへの未練はなかったのでしょうか?

Webマーケティングについて調べていくうちに、SNSでの発信も仕事の一つだと知りました。SNSのアカウントはあるんですが、見る専門で⋯⋯自分で投稿するのは抵抗があったんです。

なので、仕事でSNSを使うマーケティングよりも、プログラミングの方が向いている気がしました。決まったルールを理解して組み立てていくのが、自分にあってそうだなと感じたんです。

コーチへの質問方法を工夫したら、スムーズに学習が進むように

――WorXに入校した決め手を教えてください。

もう一度カウンセリングを受けたときに、毎日2時間以上勉強しつづけないといけないし、転職後に払う受講料の高さもはっきり伝えられました。もちろん不安はありました。でも、「やるしかない環境に身を置けそう」という期待の方が大きかったですね。

――実際に入校してみて、いかがでしたか?

プログラミングの勉強が思った以上に大変でした。動画講座を見てわかったつもりになっても、実際にやるのは難しくて。課題を進めながらエラーがいくつも出て⋯⋯そのたびにコーチに「全然動かないです、助けてください」と連絡していましたね。

――課題に苦戦する中、どう乗り越えたのでしょうか?

いきなりコーチに聞くんじゃなくて、まずはGoogleで検索したり、ChatGPTに聞いたりするようにしたんです。エラーの原因を完全には理解できなくても、状況を整理できるようになりました。コーチとの面談は週にたった1時間だったので、事前に聞きたいことをまとめて、優先順位をつけながら質問しました。

挫折しそうになるも、毎日の進捗報告でやる気が再燃

――WorX受講中に挫折しそうになったことはありましたか?

最初に言われていた通り、働きながら学習を進めるのは大変でした。時間内に課題が終わらなくて、計画通りにはいかなかったです。3ヶ月目に入るとカリキュラムも難しくなって、挫折しそうになりましたね。

――挫折しそうになったときに、踏みとどまれた理由を教えてください。

途中で辞めても受講料はかかってしまうと思うと、踏みとどまれました。それに、コーチから学習進捗を聞かれるので、「やらないと!」といい意味で追い込んでもらえたんです。

あとはコミュニティの日報で進捗報告をしていたのも、いい刺激になりましたね。誰かの目に触れるところに進捗を書くことでやる気が出ましたし、最後のほうには言われなくても日報を投稿できるようになっていました。

面談で、医療の仕事とも通じる「キャリアの軸」が見つかる

――WorXのキャリア支援はいかがでしたか?

プログラミングの学習をしながら、キャリア面談で転職軸について考えられたのが良かったです。バックエンドやインフラといったITエンジニアの種類も、入校前よりわかってきました。

――ITエンジニアの中でも、どの職種に興味を持ちましたか?

インフラ領域です。医療もITインフラも、止まったら生活に大きな影響が出るものを、裏側から支える仕事だと思ったんです。それに、コーチから「インフラの中でもクラウドは将来性も高い」と教わりました。長く働きつづけられそうだと思って、インフラエンジニアを中心に応募することに決めました。

――転職活動にとくに役立ったサポート内容を教えてください。

質問されても論理的に答えるのが苦手で、面接対策ではコーチに「結論ファーストで言ってください」と何度も指摘されました。怖いなと思うこともありましたが、だんだん「どう伝えたらコーチに納得してもらえるかな」と考えられるようになったんです。

何度も練習するうちに論理的な話し方ができるようになりましたし、面接でも役立ちましたね。

エンジニア転職に成功し、年収アップも実現

――転職後のキャリアについて教えてください。

DX支援サービスを提供する会社に、ITエンジニアとして入社しました。インフラを中心に、いろんな領域に総合的に携われるポジションだと聞いています。まずは新しい仕事に慣れながら、3ヶ月以内にはAWSなどクラウド関連の資格を1つ取れるように頑張りたいです。

――転職によって、働き方や待遇にどんな変化がありましたか?

入社1年目で年収が300万円台後半になりました。前職では年収300万円未満でしたし、未経験でエンジニアになると収入が下がるケースも多いと聞いていたので、こんなに厚待遇だと思っていなかったです。

研修のためにまずはフル出社ですが、ゆくゆくはリモートもできるかもと聞いているので嬉しいですね。

WorXで頑張ったから、キャリアの選択肢が一気に広がった

――もしWorXを利用していなければ、いま何をしていると思いますか?

派遣の事務職とかですかね。IT業界には入れなかったと思います。新卒のときは金銭的な事情で選択肢が限られていましたが、エンジニアになったことで一気に可能性が広がりましたね。

収入もどんどん増えそうなので、親にこれまで苦労をかけた分、たくさん恩返ししたいです。

――WorX入校前の自分に一言お願いします!

想像していた倍以上大変だったので、当時の自分にも気軽に「大丈夫だよ」とは言えないですが、挑戦して良かったです。

――貴重なお話、ありがとうございました!

WorX編集部記事を書いた人
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